top of page

​ボッチャがつくる笑顔溢れる多様性の場

​なぜWITH PEERの活動にブラインドフットボールを取り入れたのか。

99CBDF4F-555C-481A-97C4-91CF7DA782F8.JPG

JICA海外協力隊員から学んだ

ボッチャの魅力と多様性

私たちがボッチャを取り入れるきっかけの一つは、JICA海外協力隊の理学療法士としてネパールに派遣された隊員との出会いでした。

その方に実際にインタビューし、またその方が日本で開催されたボッチャのイベントなどに実際に参加する中で、ボッチャの魅力や可能性、開発途上国でボッチャを活動に取り入れること意義と予想される課題などを具体的に想定しながら準備をすすめました。

IMG_4173_edited.jpg

​2022年2月~5月

おもちゃのボッチャボールで始動

ボッチャはとても親しみやすいものですが、いざしようと思うとボッチャボールセットを購入しなければなりません。しか、その値段は安いものでも3万円近く、そう簡単に数を揃えることはできません。そこで、日本からボールを持参せず、現地で調達できるもので始めることにしました。そして現地で見つけたのが「ペタンク」というスポーツの子ども用ボールでした。本物と違い、プラスチックなので硬い地面ではどこまでも転がりますが、それでもあっという間に夢中になる現地の人々の反応に大きな手応えを感じました。

2023年

​ボッチャの普及活動

ボッチャがつくる場がセネガルでも障害のある人とそうでない人の相互理解と心理的にも社会的にも距離を縮めることを確信し、活動に本格的に取り入れることに。そのための第1歩として、ボッチャボールを現地で手に入るもので自作できないか試行を繰り返しました。中に入れる充填物には砂、革製品の切れ端、布切れなどをいろいろ試し、現時点では、砂をビニール袋にいれて靴下でカバーして丸く形を整えてボールを作っています。

​2023年

ファシリテーターの育成

セネガルで、ボッチャをどのように活用していくか、それを担うのは誰か、私たちは、それを現地の障害当事者の人々が担ってほしいと考えています。そのために、ボッチャのルールを理解し、必要なボールを自作でき、そして体験会などの場をファシリテートできるようにワークショップを開催して障害当事者のボッチャファシリテーターを育成しています。

IMG_9801.jpg

2023年5月

​ボッチャ大会の開催

ボッチャファシリテーターが主役となって、ボッチャ大会を開催しました。

 

現地でボッチャの魅力とボッチャがつくりだす多様性のあるコミュニティを少しずつ広めています。

この大会では、これまでスポーツとは無縁だった障害者や障害者センターにも参加することができました。​

LINE_ALBUM_230630_1.jpg

​2024年2月~

展望

今後は、これまで様々な経験を積んできた現地のボッチャファシリテーターと共にティエス市以外の地域でも活動を展開していく予定です。また、障害の種別も、障害の有無も、性別も、年齢も関係なくすべての人たちが参加して楽しめるユニバーサルスポーツフェスタをボッチャファシリテーターが企画・運営できるようサポートしていきます。

bottom of page